水面月

＜全46ページ＞ ――抗う心と身体は快感に蝕まれていく水泳部の霧沢水澪（きりさわみお）。彼女は後輩で恋人でもある真島シュンとの関係を口外しない代わりに毎日のようにコーチに抱かれ続けていた。約束の期日まで残り5日……その日も彼女はコーチの家で言われるままに身体を差し出していた。未知の快感を次々と刻み込まれ、幾度となく押し寄せる絶頂にその身を震わせながら、それでも必死…

＜全39ページ＞ 水泳部の霧沢水澪（きりさわみお）は後輩で恋人でもある真島シュンとの逢瀬をコーチに見られてしまう。一時の過ちとは言え自分に責任があると感じた彼女は、誰にも口外しないという条件のもと、コーチに身体を差し出す決意をする。だがそれは彼女の知らない未知の世界への入り口であった。終わることのない背徳の快感が彼女の身体に刻み込まれていく―…--------…